Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NICT、2023年度サイバー防御演習「CYDER」の受講者募集を開始

情報通信研究機構(NICT)は、2023年度における実践的サイバー防御演習「CYDER(CYber Defense Exercise with Recurrence)」の申込受付を開始した。

同演習は、政府や自治体、重要インフラ事業者などの情報システム担当者、セキュリティ管理者、CSIRT担当者などを対象に提供するもの。会場でグループ演習を行う「集合演習」とオンラインで独習する「オンライン演習」が用意されている。

組織のネットワーク環境を模した仮想環境で発生させた擬似的なサイバー攻撃に対し、インシデント対応などを実践する「集合演習」については、2023年度の開催日程を公表。47都道府県で合計100回程度開催を予定しており、一部コースについては申込の受付を開始している。

さらにオンラインでインシデント対応に関する知識やトレンドなどを学ぶ「オンライン入門コース」を開講。また政府や自治体の職員で初学者を対象とする「プレCYDER」についても開発を進めており、2024年初頭に開講する予定。

どう演習の詳細や申し込みについては、CYDERのウェブサイトから。

(Security NEXT - 2023/05/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
個人情報を6機関に誤送信、転送され規模が20倍超に - 岐阜県
報道記者が個人情報含む資料を一時紛失 - ABCテレビ
約40万件の個人情報が流出した可能性 - ニデック子会社
CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開