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セキュリティアップデート「WordPress 5.4.1」がリリース

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」の開発チームは、複数の脆弱性へ対処した「同5.4.1」をリリースした。「同3.7」以降の各ブランチに対してもアップデートの提供が開始されている。

今回の更新は、セキュリティに関する7件の問題やバグ17件を修正したセキュリティおよびメンテナンスアップデート。

複数のクロスサイトスクリプティング(XSS)へ対処したほか、パスワードリセットトークンにおける不具合、認証なしに投稿が閲覧できる問題について解消した。

自動更新をサポートしている場合は、すでに配信が開始されているほか、またダッシュボードよりアップデートが行える。

また脆弱性の判明を受けて開発チームでは、「同3.7」以降の各ブランチに対してもアップデートをリリースした。

具体的には、「同5.3.3」「同5.2.6」「同5.1.5」「同5.0.9」「同4.9.14」「同4.8.13」「同4.7.17」「同4.6.18」「同4.5.21」「同4.4.22」「同4.3.23」「同4.2.27」「同4.1.30」「同4.0.30」「同3.9.31」「同3.8.33」「同3.7.33」が利用できる。

(Security NEXT - 2020/05/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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