Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe ColdFusion」に3件の脆弱性 - アップデートが公開

Adobe Systemsは、「Adobe ColdFusion」における複数の脆弱性を修正したセキュリティアップデートをリリースした。

20200415_as_001.jpg
アップデートをリリースしたAdobe Systems

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、「同2018」「同2016」における複数の脆弱性へ対処したアップデートをリリースしたもの。

具体的には、入力値の検証に問題があり、サービス拒否が生じる脆弱性「CVE-2020-3767」や、アクセス制御の問題による情報漏洩の脆弱性「CVE-2020-3796」を修正。

さらに意図しないライブラリファイルを読み込み権限の昇格が生じる「CVE-2020-3768」を解消した。脆弱性の重要度をいずれも3段階中2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングしている。

同社は、セキュリティアップデートとなる「同2018 Update 9」「同2016 Update 15」をリリース。適用優先度についても3段階中2番目にあたる「2」とし、30日以内を目安にアップデートするよう利用者へ呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/04/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を