Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

車検関連の申請書類214万件を誤廃棄 - 九州運輸局

国土交通省九州運輸局において、自動車継続検査に関わる申請書や添付書類を誤って廃棄していたことがわかった。

同局が管轄する福岡や長崎、宮崎、鹿児島など各支局の5事務所において、継続検査申請書類や限定検査証、自動車重量税納付書など、あわせて21ファイル214万2531件の書類を誤って廃棄していたことが判明したもの。

保存期間は満了しているものの、行政文書ファイル管理簿への登録を行っておらず、内閣府より廃棄の同意を得ていなかった。文書管理担当者の行政文書に関する規定の習熟度が低かったことが原因としている。

これら文書は、委託業者により、溶解や焼却により処分されたことを確認しており、個人情報の外部流出については否定。業務への影響もなく、申請者に不利益や損害なども発生しないとしている。

(Security NEXT - 2020/04/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

PC廃棄委託先に不備、ネット接続検知から発覚 - ぼんち
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院
顧客情報含む電子媒体を紛失、定期チェックで判明 - 三井住友信託銀
介護保険料納入通知書の説明書類に無関係の個人情報 - 京丹後市
帳票を箱ごと紛失、本部保管移行時に判明 - 群馬銀
元従業員が顧客情報を不正持出、貸与PC点検で判明 - T&Dリース
小学校で指導要録の一部紛失、保存区分取り違え誤廃棄か - 西宮市
小中学校4校で指導要録が所在不明、誤廃棄か - 宇都宮市
一部高齢者調査票が所在不明、民生委員が誤廃棄か - 西宮市
小学校で2年分の心臓検診診断票が所在不明 - 名古屋市