個人情報の関連事故10件を公表 - 大阪市
大阪市は、誤送付や誤交付など、2月21日から3月20日までに報告があった個人情報に関する事務処理ミス10件を公表した。
同期間中に発生した誤送付は5件。「子育てのための施設等利用給付認定通知書」を誤って同姓同名に送付したケースのほか、宛先を誤ったケースがあった。2件については、重要管理ポイントが設定されていなかったほか、2件については遵守したもののミスが発生した。
一方誤交付は3件が判明している。重要管理ポイントが未設定のケースが1件、誤って別人の「後期高齢者医療葬祭費支給申請書」を交付したケースなど、重要管理ポイント違反で生じたケースが2件だった。
また海外から転入手続きを行った住民に、同姓同名同生年月日の他人の住民票コードとマイナンバーを付与し、年金事務所から他人の基礎年金番号が記載された通知を送付するミスが発生。中学校において、テストの解答用紙が所在不明となるなど、重要管理ポイント違反による事故2件が明らかとなっている。
(Security NEXT - 2020/04/13 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
支援措置対象者の戸籍附票写しを加害者側へ誤交付 - 南部町
不備書類の返送、異なる宛先に誤送付 - 船橋市
住基台帳事務を放置、支援措置対象者の個人情報が流出 - 新潟市
保育料認定の現況届に別人の文書を同封 - 福岡市
外来受診者の一部名簿が所在不明に - ちば県民保健予防財団
個人情報入力するフォームで設定ミス、謝罪時に誤送信も - 岐薬大
部分開示文書で個人情報の墨塗り漏れが判明 - 相模原市
支援給付金事業で書類紛失、紛失告げずに再提出受ける - いわき市
会議録のマスキングに不備、個人情報が閲覧可能に - 加東市
個情委、公金受取口座の誤登録問題でデジタル庁に行政指導