県立校で指導要録などを誤って裁断 - 神奈川県
神奈川県は、県立高校において生徒の指導要録や健康診断票を誤って廃棄したことを明らかにした。
同県によれば、県立高校で中学校から送付された2019年度入学生の指導要録抄本と健康診断票を誤ってシュレッダーで裁断処理したもの。3月30日に同校から同県教委に報告があった。
指導要録抄本には、生徒397人分の氏名、住所、性別、生年月日、各教科の学習記録などを記載。健康診断票には、氏名や性別、生年月日のほか、身長、体重、視力、聴力、歯科の記録などが含まれる。
同校では、こうした書類を職員室の施錠できるロッカーで本来保管しているが、ロッカーへ移動する前の2月4日、職員が応接室で書類が入った封筒の束を一時的に保管したところ、そのまま失念。
その後、応接室の片付けが行われたが、その際に中身を確認することなく、他廃棄書類とともに文書保管倉庫へ移動して保管し、3月18日に業者が校内でシュレッダーにより処理したという。
同校では対象となる生徒や保護者に対し、電話で事情を説明するとともに謝罪。書面でも謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2020/04/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
小学校で指導要録の一部紛失、保存区分取り違え誤廃棄か - 西宮市
小中学校4校で指導要録が所在不明、誤廃棄か - 宇都宮市
一部高齢者調査票が所在不明、民生委員が誤廃棄か - 西宮市
小学校で2年分の心臓検診診断票が所在不明 - 名古屋市
保存期限内の卒業証書台帳を誤廃棄 - 北九州市小学校
県立高で個人情報含むPC紛失、什器更新時に誤廃棄か - 神奈川県
ニュースメール誤送信で関係者のメアド流出 - 国立環境研究所
印影含む定期預金申込書約1600枚が所在不明、誤廃棄か - ひまわり信金
公金収納に関する個人情報含む書類を誤廃棄 - JA新いわて
委託先が郵便物の宛名ラベルで誤印刷 - 神奈川県