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小学校で指導要録の一部紛失、保存区分取り違え誤廃棄か - 西宮市

兵庫県西宮市は、市内小学校において、指導要録における学籍簿部分が所在不明となっていることを明らかにした。保存期限前に誤って廃棄した可能性が高いとしている。

同市によれば、同小学校において児童87人の氏名、性別、生年月日、保護者の氏名、入学および卒業年月日などが記載された2014年度の指導要録の学籍簿部分を紛失していることが判明したもの。

市内の公立小中学校において、夏休み期間中に保存文書の点検を行ったところ判明した。校内を捜索するも発見できず、2025年8月22日に同市教育委員会へ報告した。

指導要録における指導の記録部分について5年間保管し、学籍簿に関しては20年の保存が義務付けられている。今回問題が判明した2014年度の指導要録の簿冊には、指導記録のみ綴じられており、学籍簿部分がなかったことから、取り違えて廃棄した可能性がある。

2年前にも調査を実施したが、当時は各簿冊の背表紙をもとに所在を確認していたため、綴じられた文書の内容まで確認されていなかった。

(Security NEXT - 2025/09/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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