データ分析機器「MELQIC IU1」に複数脆弱性
三菱電機製のデータ分析機器「MELQIC IU1シリーズ」のネットワーク機能に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。
同製品は、産業制御機器などのデータを収集、解析する機器。同社によれば、同製品のファームウェアに含まれるTCP/IPスタックに「バッファエラー」の脆弱性「CVE-2020-5542」や「NULLポインタ参照」の脆弱性「CVE-2020-5544」などあわせて6件の脆弱性が明らかになったという。
同社は、脆弱性の周知にあたりJPCERTコーディネーションセンターへ報告し、同センターでは公開にあたり調整を実施。同社は脆弱性を修正した「バージョン1.08」をリリースしており、利用者へ対応を呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/03/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
QNAPに複数脆弱性 - アップデートで11件の脆弱性を解消
Windowsの「Snipping Tool」にアップデート - 加工前に復元できる脆弱性
IBMの暗号鍵管理製品に複数の脆弱性 - アップデートを
「OpenSSL」にあらたな脆弱性2件 - 今後のアップデートで修正予定
既知の脆弱性10件、積極的な悪用に警戒を - 約10年前の脆弱性も
「NGINX Agent」に情報漏洩の脆弱性 - アップデートがリリース
3月のMS月例パッチ、産業制御システムへの影響に注意を
MLOpsプラットフォーム「MLflow」に深刻な脆弱性
「Spring Framework」に複数の脆弱性 - 重要度「Critical」も
Apple、「iOS/iPadOS 16.4」を公開 - 「同15.7.4」も同時リリース