公的機関の新型コロナ注意喚起に見せかけた偽メールに注意
国立感染症研究所は、新型コロナウイルスの感染拡大に便乗し、公的機関の注意喚起に見せかけた悪質なメールが出回っているとして注意を呼びかけた。
同研究所と類似した「国立感染症予防センター」を差出人とする「なりすましメール」が出回っているもの。同研究所によれば、「国立感染症予防センター」なる組織は実在しないという。
問題のメールは、「新型コロナウイルスの感染予防策について」といった件名で送信されており、本文で感染予防策の実施を求めるとともに、「対策はこちら」などとしてリンクをクリックするよう促していた。
差出人は公的機関を装っているものの、実際は個人のメールアドレスから送信されていた。本文の冒頭には、受信者の団体名や個人名が記載されている。
(Security NEXT - 2020/02/27 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
誤データでワクチン手帳に別人の接種記録 - 群馬県
コロナ検査事業利用施設宛のメールで誤送信 - 滋賀県
「SECCON CTF」が3年ぶりにリアル開催 - 1点差の接戦も
2022年のサイバー攻撃、前年比38%増 - 教育分野への攻撃増加
取材や講演会依頼装う標的型攻撃 - 「コロナで中止」とつじつま合わせ
4人に1人は機密性高いPDFファイルでもPWや権限を設定せず
宣伝会議、不祥事ランキングを公表 - 求められる迅速な誠意ある対応
コロナ発生届を誤送信、FAX番号登録ミスで - 菊川市立総合病院
大阪市保健所でメール誤送信 - 医師のメアド流出
コロナ陽性者向けメールで誤送信、作業ミスで宛先にズレ - 東京都