4000人超で不正ログイン被害が発生 - LINE
LINEは、2月に同社SNSサービス「LINE」に対して「不正ログイン」の試行が行われ、4000超の利用者で被害が生じ、利用者の意図に反するメッセージの送信などが行われたとして注意を呼びかけた。

パスワードなどだまし取る「なりすましメッセージ」の例(画像:LINE)
同社によると、2月16日に最初の報告が寄せられ、調査を行ったところ、同社が確認しただけで国内4073人を含む4225人のユーザーにおいて不正ログインの被害が発生していることが判明した。
これらは不正ログイン後もLINEのアカウント自体の完全な乗っ取りには至っておらず、従来の利用者も引き続き利用できるが、攻撃者によってタイムラインへ意図しない投稿が行われたり、メッセージが送信されていたという。
通報内容をもとに調べたところ、問題の投稿やメッセージは、購買を促すスパムのほか、アカウントを完全に乗っ取ることを目的としたフィッシングサイトのURLなどを含んでいた。
(Security NEXT - 2020/02/27 )
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