1月のフィッシング、報告数減となるもURLは増加
1月にフィッシング対策協議会へ寄せられたフィッシングの報告件数は前月から2割減となった。一方フィッシングサイトの件数は前月を上回った。
フィッシング対策協議会によれば、1月に寄せられたフィッシングの報告件数は6653件。過去最多となった前月の8208件から1555件減となった。
しかしながら、前年同月の1713件と比較すると4倍近い数字で、2000件から3000件台で推移していた2019年前半から見ても依然として多数の報告が寄せられている。
フィッシング攻撃に悪用されたURLは2366件で前月を188件上回った。2019年10月に続いて過去2番目に多い件数で、2019年7月以降、2000件を超える高い水準が続いている。同月に悪用されたブランド件数は9件減少して58件だった。

(Security NEXT - 2020/02/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
先週注目された記事(2025年5月4日〜2025年5月10日)
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加