ソフトバンク元従業員が業務文書の持ち出しで逮捕
ソフトバンクの元従業員が、作業文書などを無断で社外へ持ち出したとして不正競争防止法違反の容疑で逮捕された。同社は、持ち出された文書につい、機密性の高い情報は含まれないと説明している。
元従業員は1月25日、作業文書などを社外へ無断で持ち出したとして、不正競争防止法違反の容疑で警視庁に逮捕された。
同社は、元従業員について機密性の高い情報へのアクセス権限を有していなかったと説明。持ち出された文書の機密性は低く、顧客や取引先の関連情報、通信の秘密に関する情報は含まれていないとの認識を示した。
また同社システムやネットワークが、外部から不正アクセスを受けた形跡や、不正プログラムなどの検知は確認されていないという。
同社では今後も引き続き、捜査当局に全面的に協力し、公表すべき事実が判明した場合は速やかに発表する方針。
(Security NEXT - 2020/01/31 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開