ソフトバンク元従業員が業務文書の持ち出しで逮捕
ソフトバンクの元従業員が、作業文書などを無断で社外へ持ち出したとして不正競争防止法違反の容疑で逮捕された。同社は、持ち出された文書につい、機密性の高い情報は含まれないと説明している。
元従業員は1月25日、作業文書などを社外へ無断で持ち出したとして、不正競争防止法違反の容疑で警視庁に逮捕された。
同社は、元従業員について機密性の高い情報へのアクセス権限を有していなかったと説明。持ち出された文書の機密性は低く、顧客や取引先の関連情報、通信の秘密に関する情報は含まれていないとの認識を示した。
また同社システムやネットワークが、外部から不正アクセスを受けた形跡や、不正プログラムなどの検知は確認されていないという。
同社では今後も引き続き、捜査当局に全面的に協力し、公表すべき事実が判明した場合は速やかに発表する方針。
(Security NEXT - 2020/01/31 )
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