三菱電機、個人情報や機密情報が流出 - ログ消去の妨害も
今回の不正アクセスについて同社は、マルウェア対策システムにおいて、セキュリティパッチ公開前の脆弱性を突かれたことが原因だと説明。
検知から発表まで半年以上要したことについては、監視や検知をすり抜ける高度な手法が用いられたとし、一部端末では送信されたファイルを特定するためのログが攻撃者によって消去されたことから調査に時間を要したと釈明した。
同社では、外部からのアクセスを制限するといった対策などを実施。関係機関へ報告しているが、情報流出にともなう被害の報告は寄せられていないという。
個人情報が流出した関係者に対し、同社は1月20日より事情を説明し謝罪する書面を送付。機密情報が流出した可能性がある顧客企業に対しても状況の報告を進めている。
(Security NEXT - 2020/01/20 )
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