三菱電機、個人情報や機密情報が流出 - ログ消去の妨害も
三菱電機は、不正アクセスを受けて個人情報や機密情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。
2019年6月28日に同社端末で不審な挙動を検知。調査したところ同社内の機密情報や個人情報を窃取され、外部に送信されていたことが判明した。送信されたデータは約200Mバイトにのぼると見られている。
外部に送信された個人情報には、新卒や経験者の採用応募者最大1987人分のほか、同社従業員による人事処遇制度運営に関するアンケート調査結果最大4566人分、同社関係会社退職者最大1569人分の情報が含まれる。
また技術資料や営業資料など企業機密が窃取された。一部ログは攻撃者によって消去されており、特定ができないという。
同社が取り扱う防衛分野のほか、電力や鉄道など社会インフラに関する機微情報や機密性の高い技術情報、取引先に関わる重要な情報が流出していないことは確認済みだとしている。
(Security NEXT - 2020/01/20 )
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