Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Win 7」「WS 2008」サポート終了まで1カ月切る - 移行漏れないよう確認を

「Windows 7」と「Windows Server 2008」のサポート期間が1カ月を切った。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

2020年最初となる1月14日の月例更新を最後にサポートが終了することから、あらためて注意喚起が行われたもの。サポートが終了するとセキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、脆弱性の修正が困難となる。

2014年にサポートが終了した「Windows XP」は利用者が多く、移行がまにあわないケースが一部で発生。さらに終了直後、危険性が高い脆弱性が判明し、急遽例外的にアップデートが提供されるなどトラブルも見られた。

「Windows 7」は「Windows XP」から移行した利用者も多い。また「Windows Server 2008」については、サーバという性質上、バージョンを意識せずに利用されている可能性もある。移行漏れの端末が組織内に存在していないか、あらためて確認したい。

(Security NEXT - 2019/12/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

米政府、「Exchange Server」脆弱性で緊急指令 - 週末返上での対応求める
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外パッチ
D-Link製監視カメラなどの脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
SonicWall「SMA 100」に脆弱性 - Googleが報告した攻撃との関連不明
ブラウザ「Firefox 141」が公開 - 脆弱性18件を解消
SonicWall「SMA 100」にバックドア、ゼロデイ攻撃か - 侵害調査の実施を
「VMware ESXi」など複数仮想化製品に深刻な脆弱性 - 早急に更新を
「XenServer 8.4」に脆弱性 - アップデートをリリース
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生