「JNSA賞」の受賞者を発表 - 特別賞に「nao_sec」
日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、「JNSA賞」の受賞者を発表した。
同賞は、情報セキュリティの向上や同協会の知名度向上に寄与した個人、団体、ワーキンググループなどを表彰する取り組みで、2006年より実施している。10月より候補者を自薦と他薦で募集し、12月に最終選考会を開催。受賞者を決定した。
個人では、U40部会長として2年間、情報セキュリティ業界の若手の育成に貢献したNECネクサソリューションズの杉野広典氏が受賞。
さらにJNSA電子署名WGおよびJT2Aにおける真正性保証TFのリーダーを務め、真正性保証ガイドライン「民間電子サービスにおける真正性保証の解説書」を取りまとめた三菱電機の山中忠和氏が選出された。
一方、ワーキンググループでは、セキュリティ担当者のスキル強化や待遇などの実態についてまとめた「セキュリティ業務を担う人材の現状調査」などを発表した情報セキュリティ教育事業者連絡会(ISEPA)のJTAGキャリアデザインWGが受賞。
さらに「セキュリティ業務を担う人材のスキル可視化ガイドライン」をまとめたISEPAのJTAG認定WG、西日本の中小企業を対象とした情報セキュリティをテーマに活動している西日本支部へ贈られる。
また多くの国際カンファレンスで発表実績があり、国内カンファレンスの発表を通じて研究成果を共有、セキュリティの向上に寄与したとして研究者グループ「nao_sec」が特別賞に輝いた。
(Security NEXT - 2019/12/13 )
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