Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Avastのブラウザ拡張機能が大量のデータを収集 - 研究者から懸念の声

無料のセキュリティ対策ソフトを展開する「Avast Software」や子会社の「AVG」が提供するブラウザ向けの拡張機能が、必要以上に個人データを収集しているとする懸念の声がセキュリティ研究者から挙がっている。一部ブラウザでは公式サイトにおける拡張機能の提供を中止した。

セキュリティ研究者のWladimir Palant氏が「Avast Online Security」「AVG Online Security extensions」「Avast SafePrice」「AVG SafePrice」における問題を指摘したもの。

これらブラウザの拡張機能は、セキュリティ製品導入時にインストールされるもので、前者2件のプログラムはフィッシングなど危険なサイトや評判が悪いサイトへアクセスした場合に警告を発したり、不正な広告や分析のトラッキングをブロックする機能などを提供。後者2件では、価格比較やクーポン機能が利用できる。

同氏の説明によれば、ブラウザ向けのこれら拡張機能について調査を行ったところ、URIやアドレス、ページのタイトル、リファラーにくわえて、タブの操作、ブックマークの利用といったアクセス方法、サイトの訪問経験、ユーザーIDをはじめ、競合のソリューションに比べて多くの情報を収集していた。

先のプラグインにくわえ、オンラインバンキング利用時に第三者へパスワード情報などの情報漏洩を防ぎ、トラッキングなども防止するとする両社の「セキュアブラウザ」も、拡張機能と同様の情報を収集していると同氏は非難した。

(Security NEXT - 2019/12/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

3.3万人宛てメールで誤送信、グループごとにメアド表示 - NHK
CMS脆弱性を突かれ改ざん被害、名古屋短大など複数サイトに影響
ランサム被害で個人情報流出、受注や出荷が停止 - メディカ出版
日本とシンガポール、IoT製品セキュラベル制度で相互承認
明星食品のInstagramアカウントが不正アクセス被害
3月初旬修正の「Cisco Secure FMC」脆弱性が攻撃対象に
「SharePoint」「Zimbra」の脆弱性悪用に注意 - 米当局が注意喚起
ウェブメール「Roundcube」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Node.js」のセキュリティ更新、3月24日に公開予定
個人情報含むUSBメモリを紛失、教頭を戒告処分 - 新潟県