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従業員による個人情報売却、国内顧客に影響なし - トレンドマイクロ

トレンドマイクロの海外法人において、従業員が顧客の個人情報を外部へ漏洩した問題で、同社は日本国内の顧客データは含まれていないことを明らかにした。

今回の問題は、従業員がコンシューマー向け製品の顧客情報を不正に持ち出し、第三者に売却。サポート詐欺に悪用されたもの。8月に被害を把握し、調査を進めていたが10月末に従業員による犯行と結論付けた。

データを持ち出したのは、同社海外法人に勤務する従業員。普段より顧客情報へアクセスする権限を持つテクニカルサポートの担当者だったという。すでに懲戒解雇となっている。

従業員の所属や担当部署、勤続年数、勤務態度、犯行の認否については、当局へ捜査協力を行っていることを理由に挙げ、コメントを避けた。

(Security NEXT - 2019/11/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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