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セキュ分野のキャリアパスグランドデザインで資料 - JNSA

日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、セキュリティ分野におけるキャリアアップのあり方を考察した資料「キャリアパスグランドデザインの考察 V1.0」を公開した。

同資料は、セキュリティ人材における需要と供給のミスマッチを減らして人材を創出していくことを目的にキャリアモデルについて考察し、指標などを取りまとめたもの。2018年のインタビューや、同資料作成にあたってあらたに調査したキャリアの事例などを参考に取りまとめた。

キャリアアップについては、セキュリティの分野において、「ビジネススキル」や「技術スキル、知識」を向上し、業務で担う役割を広げ、上げていくことと定義。

その上でキャリアを表すイメージフォーマットについて考察し、「Base」「Entry」「Standard」「Advanced」で表す業務レベルのほか、経験年数、業務経歴の3軸を指標としてキャリアを表現する「キャリアキューブ」を提示した。またキャリアアップ全体の概略図や、キャリアパスの参考例、活用例などを示している。

(Security NEXT - 2019/10/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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