Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「SECCON CTF 2023」が開催 - 米韓混合チームが優勝

国内最大級のCTFイベント「SECCON CTF 2023」の決勝戦が12月23日、24日に都内で開催された。国内外より予選を勝ち抜いたCTFプレイヤーが集い、熱い戦いを繰り広げた。

「SECCON」は、セキュリティの知識や技術を競うコンテスト。2012年にスタートし、今回で12回目を迎えた。

20231228_sc_002.jpg
優勝を果たした「Maple Mallard Magistrates」

3年ぶりとなるリアル開催となった前回に引き続き、今回も会場は浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス。同会場ではカンファレンスイベント「SECCON 2023 電脳会議」なども併催した。

「SECCON CTF 2023」には予選を勝ち抜いた国際決勝12チーム、国内決勝12チームが集結。国際決勝には国内チームの「ierae」も参戦している。

2日間の戦いを制したのは、米韓混合チームの「Maple Mallard Magistrates」。前回1点差で3位となった中国の「AAA」は順位をひとつ上げ、2位に滑り込んだ。3位に台湾の「${CyStick}」が続いている。

国内決勝では、国際決勝の出場権の逃して悔しい思いをしたというチーム「:(」が実力を見せつけ、優勝した。国内決勝のディフェンディングチャンピオンである「CyberMidori」は、今回も同じ2人の少数精鋭で臨んだが、惜しくも2位となり、「southball」が3位で続いている。

20231228_sc_001.jpg

(Security NEXT - 2023/12/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
個人情報を6機関に誤送信、転送され規模が20倍超に - 岐阜県
報道記者が個人情報含む資料を一時紛失 - ABCテレビ
約40万件の個人情報が流出した可能性 - ニデック子会社
CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開