アリコ、直接申し込んだ通販顧客の情報が流出 - カードの不正利用で判明
アリコジャパンは、顧客の個人情報が外部に流出したおそれがあると発表した。クレジットカード情報の不正利用による被害も報告されている。
7月14日以降にクレジットカード会社より、同社顧客のカード情報が不正利用されたとの指摘を複数受けて判明したもの。同社調査によれば、顧客情報が外部へ流出している可能性はきわめて高く、7月初旬ごろより不正利用が発生しており、1000件以上にのぼると見られている。
同社では詳細を調べているが、最大11万件の顧客情報が流出した可能性がある。また不正利用された顧客情報の特徴として、2002年7月から2008年5月までに同社へ直接申し込み、カード決済により保険料を支払った顧客で、証券番号の下一桁が「2」または「3」を含んでいる点が挙げられている。
同社では、情報が流出したおそれのある顧客に対して書面を発送し、不正利用による請求がないか確認するよう注意を呼びかける。また流出情報の特定や被害に関する情報など引き続き公表していく予定。
(Security NEXT - 2009/07/23 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
人事データやメールの不正閲覧で職員を処分 - 奈良市
委託職員が患者に私的LINE連絡、第三者に共有 - 都立病院
学生の個人情報含むPCを電車内で紛失 - 関東学院大
すかいらーく「テイクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
印影含む定期預金申込書約1600枚が所在不明、誤廃棄か - ひまわり信金
顧客情報の盗難や紛失など事故2件を公表 - 住友不動産販売
顧客情報含む書類の盗難および紛失事故3件を公表 - 住友不動産販売
登録者にフィッシングメール、メアド流出か - フォトクリエイト
サイトに不正プログラム、個人情報流出の可能性 - 靴通販サイト