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「vBulletin」に複数脆弱性、パッチが公開 - 前回より2週間弱で

「vBulletin」に関しては、9月23日にリモートよりコマンドの実行が可能となる脆弱性「CVE-2019-16759」が明らかとなったばかり。

同脆弱性は調整なく公表されてゼロデイ状態へ陥り、脆弱性を悪用してバックドアを設置する攻撃なども日本国内において観測された。

その後アップデートがリリースされ、セキュリティ機関などからも早急に対応するよう注意喚起が行われたが、あらたに複数の脆弱性が判明したことで、利用者には再度アップデートが求められる。

「CVE-2019-17132」に関しては、デフォルトの設定では影響を受けないものの、修正パッチの公開にあわせて実証コードが公開されている。またSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2019-17271」についても影響を受けるAPIが示されており、注意が必要だ。

(Security NEXT - 2019/10/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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