Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Adobe CC関連アプリに脆弱性 - 一部「クリティカル」も

Adobe Systemsは、「Adobe Creative Cloud」の複数アプリケーションに脆弱性が明らかとなったとして、アップデートを公開した。一部は重要度「クリティカル(Critical)」の脆弱性が複数含まれる。

具体的には、「Adobe Creative Cloud Desktop Application」をはじめ、「Adobe Photoshop CC」「Adobe Premiere Pro CC」「Adobe After Effects CC」「Adobe Character Animator CC」「Adobe Prelude CC」に脆弱性が判明したもの。

「Adobe Creative Cloud Desktop Application」に重要度「クリティカル(Critical)」2件を含む4件の脆弱性が判明。

もっとも修正が多かった「Adobe Photoshop CC」では、34件の脆弱性を修正している。このうち22件については3段階中もっとも高い重要度となる「クリティカル(Critical)」とレーティング。「ヒープオーバーフロー」や「コマンドインジェクション」「型の取り違え」などの脆弱性が含まれる。

(Security NEXT - 2019/08/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正