Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

元職員が個人情報を持ち出し、選挙活動に利用か - 平塚市

同市による聞き取り調査で、元職員は退職翌日にあたる12月22日に荷物整理として執務室へ入室。ファイルを持ち出したことについては認める一方、11月29日の持ち出しについては否定しているという。

しかしながら、11月29日に持ち出されたファイルに含まれる住民2人に選挙ハガキが届いており、同市では持ち出して利用された可能性があると見ている。

元職員が利用する端末は、USBメモリの接続制限機能が設定されていたが、施設予約の受付専用端末は制限が設けられていなかった。

同市では、総務省や神奈川県へ事態を報告。警察に相談し、対応を検討している。また当時の管理職を厳重注意とした。元職員に対しては、すでに退職しており、地方公務員法における懲戒処分は行えないとしている。

(Security NEXT - 2019/08/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

休暇中に作業、個人情報含むUSBメモリを紛失 - 印西市
元従業員が内部資料を持出、情報提供から判明 - リクルート
教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県
教育補助員が持ち出した課題プリントを紛失 - 都立高
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
患者画像など所在不明、調査で持出も判明 - 富山大病院
元従業員が顧客情報持ち出し、在職者も関与 - プルデンシャル生命
小学校で通知表所見含む私物USBメモリを紛失 - むかわ町
小学校と幼稚園で卒業証書台帳の紛失が判明 - 尼崎市
元社員に顧客情報を漏洩 転職時に持ち出しの疑いも - ジブラルタ生命