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第三者がアプリでTポイントを不正利用 - PWリスト攻撃などの形跡見られず

同社によると、利用者のIDとパスワードが何らかの方法で入手され、悪用された可能性がある。また「モバイルTカード」の登録に関しては、物理的な「Tカード」の券面に記載されたT会員番号と生年月日が必要になるとしている。

同社は、同社経由の情報流出を否定。ウェブサイトでパスワードリスト攻撃について注意喚起を行っているが、同時期に目立ったパスワードリスト攻撃などは確認されていないとしており、被害が発生したIDに対するログイン試行のエラーなども検出されていないという。

同社は、警察へ被害を相談するとともに、利用者へパスワードの使い回しを避けるなど、適切なパスワード管理を呼びかけた。また不正に利用されたポイントについては、事実確認をした上で同社が負担する方針。

(Security NEXT - 2019/08/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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