「SharePoint」脆弱性を狙う攻撃に注意 - 「China Chopper」を展開
「China Chopper」は、ウェブシェルとして動作するマルウェアで2012年ごろより広く流通。ファイルサイズが小さく、感染すると、リモートより操作が可能となり、組織内における感染の拡大などバックドアとして悪用されるおそれがある。
同センターでは、公共、重工業、製造業、学術分野などにおいて被害が生じているとの報告もセキュリティ研究者より受けており、攻撃キャンペーンにおいて同脆弱性が悪用されている可能性があると指摘している。
同センターは、アップデートリリース後も、脆弱性を解消していないシステムが多数存在しているとして注意を喚起。また通信先のIPアドレスや今回の攻撃で確認されたファイルのハッシュ値などを公開し、警戒を呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/05/14 )
ツイート
PR
関連記事
Cisco、セキュリティアドバイザリ14件を公開 - 一部製品はEOLで修正なし
米当局、「Zimbra」狙う攻撃に注意喚起 - メール「CC」に不正コード
「NVIDIA Triton Inference Server」に脆弱性 - アップデートを提供
SplunkのAWS向けのアドオンに複数脆弱性 - アップデートで修正
「Cisco NDFC」に深刻な脆弱性 - 管理下の機器でコマンド実行のおそれ
コラボツール「Zimbra」に深刻な脆弱性 - すでに実証コードも
Ivanti製エンドポイント管理製品の脆弱性、悪用が判明
「Chrome」にセキュリティアップデート - 4件の修正を実施
「Firefox 131」が公開 - 脆弱性13件を解消
「Flowise」のチャットボットライブラリに脆弱性 - アップデートを