メール管理システムがランサムウェア感染 - 神大
神奈川大学のメール管理システムで、ランサムウェアに感染する被害が発生したことがわかった。
同大によれば、教職員や在学生、卒業生などが利用する「JINDAIメールサービス」の管理システムが、4月9日にランサムウェアへ感染したもの。
同大は、被害に遭ったシステムを停止してネットワークから隔離。メールは利用できるものの、感染の影響からパスワードの変更や連絡用メールアドレスの設定などが行えなくなった。
被害に遭った管理システムのサーバ内には、氏名やメールアドレス、初期パスワードなどが格納されているという。
本誌取材に対し同大は、関係省庁に対して詳細を報告したとする一方、被害の内容について「セキュリティ対策に関連する」と説明。感染したランサムウェアの内容や復旧状況、被害に遭ったメール管理システム以外への影響などについてコメントを避けた。
(Security NEXT - 2019/05/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サーバがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 川崎設備工業
先週注目された記事(2025年7月20日〜2025年7月26日)
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
NASがランサム被害、脅迫メッセージを確認 - 福祉サービスのNPO法人
ランサム被害、ネットワーク機器の脆弱性に起因 - トーモク
中国複数グループが「ToolShell」攻撃を展開 - 攻撃拡大に懸念
SonicWall「SMA 100」にバックドア、ゼロデイ攻撃か - 侵害調査の実施を
ランサム被害で顧客情報流出の可能性 - トキハグループ
約1年前にランサム被害、VPNで海外拠点から国内にも - ユニデンHD
警察庁、ランサムウェア「Phobos」「8Base」の復号ツール開発