ベンダー設定ミスでFW機能不全、直後ランサム被害 - アクリーティブ
芙蓉総合リースの子会社で企業や医療機関に金融サービスを提供するアクリーティブは、外部からのサイバー攻撃を受けた問題で、痕跡など見つかっていないものの、情報流出の可能性があると発表した。
同社によれば、8月24日にファイアウォールの入れ替え作業を行ったが、直後より攻撃が展開され、サーバが侵害されたもの。ランサムウェアによりデータを暗号化され、閲覧できない状況に陥った。
同社では侵害を受けたサーバをネットワークから遮断。サーバやファイアウォールなどに保存されていたデータ、通信経路などを含め、外部協力のもと被害状況や原因について調べていた。
調査の結果、委託先のシステムベンダーが事前に行った設定にミスがあり、ファイアウォールの一部機能が停止した状態で機器が設置されたため、外部より攻撃を受けてサーバが侵害されたという。
データが外部に流出した痕跡は確認されておらず、ダークウェブなどにおける情報の流出状況についても監視しているが、データの流通などは確認されていないとしている。
(Security NEXT - 2025/10/24 )
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