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「Oracle WebLogic」に脆弱性、攻撃が発生中 - 早急に更新を

またSANS Instituteのセキュリティ研究者は、「CVE-2019-2725」を悪用し、仮想通貨を発掘する「コインマイナー」を実行させようとする攻撃をハニーポットで観測したことを明らかにした。

実証コードが公開されており、容易に悪用できる状態で、今回確認した攻撃に限らず、標的型攻撃などですでに悪用されている可能性もあると指摘している。

Oracleでは、プレミアサポートおよび延長サポートの対象となっているバージョン向けに脆弱性へ対処するためのパッチを用意。

同脆弱性を共通脆弱性評価システム「CVSS v3」において10点満点中「9.8」とレーティングしており、できるかぎり早急にパッチを適用するうよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/04/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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