ネットサービス事業者による個人情報収集に76%が「懸念」 - 公取委調査
プラットフォーマーが、広告やニュース配信、検索サービスなどに自身の個人情報や利用履歴などを活用することについての感想を聞いたところ、「個人情報や利用データを勝手に利用することはやめてほしい」が47.7%と半数近くにのぼった。
「サービスがより便利になるなら活用されても仕方ない」が38.2%、「サービスがより便利になるなら積極的に活用してほしい」が11.6%だった。
プラットフォーマーによる個人情報や利用データの収集、利用について何らかの懸念が「ある」と答えたのは75.8%。懸念は「ない」との回答は10.3%にとどまる。
懸念があると回答した利用者に懸念事項を複数回答で尋ねたところ、「個人情報や利用データの取り扱いや情報管理など」が85.6%で最多。「不要な広告が掲載されたり、メールが届いたりすること」が65.5%、「位置情報や購買履歴などの行動が監視されること」が51.4%だった。
また、サービス利用中に個人情報や利用データの収集、利用について具体的に何らかの不利益を受けたと感じたことがあるかという問いには、66.8%が「感じたことはない」と答えた一方、15.1%は「感じたことがある」と答えた。
(Security NEXT - 2019/04/19 )
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