MS、機械学習活用したSIEM「Azure Sentinel」を発表 - 「Office 365」とも簡単連携
「Azure Sentinel」では、「Office 365」におけるアクティビティのデータに関しては数回のクリック操作で無料でインポートし、分析することが可能。
さらに他社セキュリティ製品との接続はもちろん、「Azure Portal」により各種サービスとのAPI連携にも対応。アラートを「Microsoft Teams」といったチャットサービスや、サードパーティのチケットシステムと連携させ、省力化を図れるとしている。
料金は今後発表するとしており、当初は「Azure Sentinel」のプレビュー版を無料で展開。プレビューの終了にあたっては通知し、引き続き利用すると料金が発生するという。
また同社は同時に、セキュリティオペレーションセンター(SOC)を支援する「Microsoft Threat Experts」を発表した。標的型攻撃に対するモニタリングを実施し、アラートを提供するほか、攻撃が発生した場合に調査などオンデマンドで支援を行うという。

「Azure Sentinel」のコンセプト(表:MS)
(Security NEXT - 2019/03/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
【特別企画】診断項目数だけでは選べない!? 知っておきたい「脆弱性診断サービス」選びのコツ
「MS 365」のログ活用、脅威検知分析を実現する資料 - 米当局
中国関与が疑われる「MirrorFace」の攻撃に注意喚起 - 警察庁
TrellixのSIEM製品にRCEなど複数脆弱性
JuniperのSIEM製品に多数脆弱性 - アップデートで解消
「Juniper Secure Analytics」のアップデートで200件以上の脆弱性を解消
「Logpoint」のSAML認証プラグインに脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2024年5月26日〜2024年6月1日)
情報公開で混乱招いた「FortiSIEM」の深刻な脆弱性 - PoCが公開に
「FortiSIEM」のAPI処理にコマンドインジェクションの脆弱性