約半数が「AI家電への個人情報提供に不安」 - 1年で10ポイント増
いわゆる「AIスピーカー」や「AIアシスタント」などの利用時に、個人情報が収集されることに対して、不安や抵抗を感じる人が約半数にのぼることがわかった。
ジャストシステムがマーケティングリサーチサイトで、毎月実施している人工知能に関する定点調査において、2018年のトレンドを取りまとめたもの。17歳から69歳までの男女1100人が回答した。
AIアシスタント機能が付いた家電を所有している人は4.5%にとどまる一方、暮らしにおける利便性の向上について「期待している」と答えた人は60.7%にのぼる。また「ぜひ購入したい(10.1%)」「興味があり、購入を検討したい(26.8%)」をあわせると、36.9%が購入に前向きであることがわかった。
一方、AIを活用した機器やサービスの利用にともない、個人情報を提供することについて、47.4%が「不安を感じており、サービス利用のためとはいえ提供に抵抗がある」と回答。1年前に同様の調査を実施した際は37.2%で、1年間で不安や抵抗を覚える人が10ポイント以上増加した。
「不安や抵抗はない」とする回答者は6%にとどまり、1年前の7.5%から微減した。
(Security NEXT - 2019/02/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
個情委がキッズページを配信 - オリジナルキャラによる4コマ漫画も
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
先週注目された記事(2025年2月23日〜2025年3月1日)
中小企業4社に1社でインシデント被害 - 約7割で「取引先に影響」
侵入後に即攻撃するランサムウェア「Ghost」に注意 - 70カ国以上で被害
先週注目された記事(2025年2月9日〜2025年2月15日)
先週注目された記事(2025年2月2日〜2025年2月8日)
「STOP!名簿流出」啓発で「転スラ」とコラボ - 個情委
先週注目された記事(2025年1月26日〜2025年2月1日)
東京都が「SNSトラブル防止動画コンテスト」を開催 - 受賞作品を発表