Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2018年4Qの標的型攻撃情報、6割がプラント関連狙い

情報が寄せられた93件のうち、6割にあたる63件が、サプライヤーなどプラント関連事業者を狙う攻撃メールだった。

実在すると見られる事業者や開発プロジェクトの名称をかたり、資材の提案や見積もり依頼に見せかけたメールを送信。短期間にさまざまな種類の文面が利用されたという。攻撃の最終的な目的はわかっていないが、特定の標的へ執拗に攻撃が繰り返されているという。

また、企業の公開ウェブサイト上の問い合わせフォームに対して大量の投稿を行う攻撃を受けたという情報提供が3件あり、関連するメールなどの検体483件が提供された。

そのほかビジネスメール詐欺についても引き続き確認されており、同四半期は4件の情報提供があった。

(Security NEXT - 2019/01/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
先週の注目記事(2024年2月25日〜2024年3月2日)
「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
インシデント件数が約1割増 - 「スキャン」報告が倍増
J-CSIP、24件の脅威情報を共有 - 標的型攻撃は5件
3Qのインシデント、前期四半期比25%減 - 「サイト改ざん」が大幅減少
電話を併用するBECに警戒を - 発信者番号を偽装、役員の声も模倣
2Qのインシデント件数、前四半期比6%減 - 「スキャン」半減
J-CSIP、脅威情報22件を共有 - 海外関連会社への攻撃報告も
1Qのインシデント件数はほぼ横ばい - 「スキャン」が増加