Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2018年4Q「JVN iPedia」登録は3560件 - OS関連が上位半数以上

登録された脆弱性の種類を見ると、「クロスサイトスクリプティング(XSS)」が490件で最多。次いで「バッファエラー」が390件、「不適切な入力確認」が292件、「不適切なアクセス制御」が270件と続く。

登録件数を製品別に見ると、Linuxのディストリビューションである「Debian」が177件でもっとも多かった。2位はPDF閲覧ソフトの「Foxit Reader」、3位はPDFの閲覧、編集ソフトの「Foxit PhantomPDF」だった。また、Adobeの3製品が5位に同件数で並んでいる。

上位20製品のうち、15製品がOS関連、5製品がPDF関連。OSが半数以上を占める傾向が続いている。同四半期に登録された産業用制御システムの脆弱性情報は96件。累計で1635件となった。

20190123_jv_001.jpg
製品別登録数の上位20製品(表:IPA)

(Security NEXT - 2019/01/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2023年4Qの「JVN iPedia」登録、前四半期の約1.6倍に
「JVN iPedia」の登録数、前四半期比3.7倍に - 前年分公開の影響で
2Qの「JVN iPedia」の登録数、前四半期比約1.2倍に
1Qの脆弱性DB「JVN iPedia」登録数、2期連続で減少
脆弱性DB「JVN iPedia」の4Q登録数 - 前四半期から減少
脆弱性DB「JVN iPedia」の3Q登録数、前四半期から倍増
脆弱性DB「JVN iPedia」への登録、2Qは2325件 - 前四半期から1455件減
2022年1Qの脆弱性DB登録は3780件 - 5四半期ぶりに減少
「JVN iPedia」、2021年4Q登録は4676件 - 前期比1.4倍に
2021年3Qの「JVN iPedia」登録数は3202件 - 3期連続で増加