Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ソフト、ハードの両方で暗号化するUSBメモリを発売 - ハギワラシスコム

ハギワラシスコムは、ソフトウェアおよびハードウェアによる暗号化機能を搭載したUSBメモリ「Password Locker AES」を発売した。

同製品は、利用するPCへソフトウェアをインストールせずに、データを暗号化して保存するUSBメモリ。同シリーズでは、1Gバイト(3400円)をはじめ、16Gバイトまで容量の異なる5製品を用意している。

同製品は、パソコンのUSBポートへ接続すると、Windows向けパスワードロックソフト「Password Locker」が自動立ち上がり、パスワード入力画面を表示。AES 128ビットによる暗号化を行った上でデータを保存することが可能。さらにメモリチップ上へ書き込みを行う際にもハードウェアによりAES 256ビットの暗号化が行われる。

不正アクセスを防ぐためパスワードの入力回数制限を設けており、入力を5回誤ると初期化しなければ利用できなくなる。また指定したパソコン以外に接続された場合、読み出し専用モードで動作するため、USBメモリ経由のウイルスの侵入を防止できるという。

ハギワラシスコム
http://www.hscjpn.co.jp/

(Security NEXT - 2009/03/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

小学校で教員募集メールを誤送信、メアド流出 - 江戸川区
国民健保の被保険者情報含むUSBメモリを紛失 - 草津市
端末管理システムで誤設定、従業員情報が閲覧可能に - マイナビ
「ConnectWise Automate」に悪用リスク高い脆弱性 - 早急に対応を
DV被害者情報を保育施設で加害者に誤提供 - 奈良市
Cisco製IPフォンや侵入検知エンジン「Snort 3」などに脆弱性
Ruijie製ブリッジ「RG-EST300」に非公開SSH - 修正予定なし
バッファロー製Wi-Fiルータ「WXR9300BE6Pシリーズ」に脆弱性
NVIDIAの「Jetson Linux」やロボティクス開発環境に脆弱性
「Apache NMS.AMQP」に深刻な脆弱性 - アップデートや環境移行を呼びかけ