米司法省、APT10所属の中国人2人を刑事訴追 - 日本含む12カ国数十社を侵害
米司法省は、米国を含む少なくとも12カ国以上の企業45社を侵害した容疑で、中国政府に関与すると見られる中国人2人を刑事訴追したと発表した。

米司法省による記者発表の模様(画像:米司法省)
刑事訴追されたのは、標的型攻撃などを展開する攻撃グループ「APT10」などに所属すると見られる人物2人。
中国の諜報機関である国家安全部も犯行に協力したとされている。
同国をはじめ、日本、イギリス、ドイツ、スイス、スウェーデンなど、少なくとも12カ国のMSPを侵害し、金融機関や通信、エネルギー、ヘルスケア、医療機器、バイオテクノロジー、自動車、製造、家電、コンサルティングなどの分野においてビジネス上の機密情報を不正に取得した疑いが持たれている。

FBIによる氏名手配が行われた容疑者2人
(Security NEXT - 2018/12/21 )
ツイート
PR
関連記事
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
DBD攻撃で拡大、ランサムウェア「Interlock」に警戒を
中国複数グループが「ToolShell」攻撃を展開 - 攻撃拡大に懸念
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
2026年春に「SECCON 14」を開催 - 12月にオンライン予選
【特別企画】使える「脅威インテリジェンス」とは - 単なる情報ソースで終わらせないために
若年層向けアジアCTF大会「ACSC 2025」が8月開催 - 世界大会は東京
会員管理システムから個人情報が流出した可能性 - 日本発生生物学会
先週注目された記事(2025年3月23日〜2025年3月29日)
「Microsoft Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消