Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

政府、重要インフラ14分野で横断的サイバー演習 - 3077人が参加

政府は、重要インフラにおけるサービス障害の対応能力向上のため、分野横断的演習を12月13日に実施した。

同演習は、重要インフラにおける障害対応体制の強化を目指し、エネルギーや交通、金融、通信、公共、物流、化学など14分野を対象に実施したもの。2006年より実施しており、今回で13回目。

今回は東京、大阪、福岡の3会場にくわえ、各参加組織の職場から3077人が参加。最新情勢を踏まえたシナリオに基づき、事業継続計画や官民、分野横断的な情報共有体制に関する検証、課題抽出などに取り組んだ。

実施に先立ち、開会式には東京オリンピック・パラリンピック担当大臣で、サイバーセキュリティ戦略本部副本部長を務める櫻田義孝氏が登壇。同氏は、2年後に迫る東京オリンピック・パラリンピックを成功に導くためには、サイバーセキュリティの分野においても、不測の事態への備えに万全を期する必要があると挨拶した。

(Security NEXT - 2018/12/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「VMware ESXi」も標的とするランサムウェア「Akira」に警戒を
ランサムウェア「ALPHV」、医療分野中心に被害拡大
ランサムウェア「Play」に警戒を - 米豪当局が注意喚起
「Citrix Bleed」に対する攻撃増加 - 著名ランサムグループも悪用
「Citrix ADC」に対するゼロデイ攻撃の手口を明らかに - 米当局
「Citrix ADC」への攻撃、 米当局があらたな手口を公開
「NetScaler Gateway」から認証情報を窃取 - 国内でも複数被害か
まもなく「CODE BLUE 2023」が開催 - 創立者が語る注目ポイント
「サイバーセキュリティ関係法令 Q&Aハンドブック」が改訂
Snatchランサムウェア、セーフモードでセキュリティ対策を回避