「割引」で誘引、ふるさと納税の偽サイトに注意 - 公式サイトよりデータ盗用
自治体に寄付することで、所得税や住民税が軽減される「ふるさと納税」の偽サイトが複数確認されている。各自治体では注意を呼びかけている。
福岡県古賀市が確認したケースでは、「楽天ふるさと納税」のサイトに掲載されている画像や返礼品名などのデータが盗用され、偽サイトが設置されていた。偽サイトでは、割引された金額が表示されるが、ふるさと納税の返礼品が値引きされることはないという。
同市では、事業者の住所や電話番号、メールアドレスが掲載されていないサイトや、支払方法が口座振り込みの場合、口座名義人と販売事業者名が異なるサイトなどは詐欺サイトの可能性が高いと説明。注意を呼びかけている。
同市以外にも同様の詐欺サイトが構築されているケースが確認されている。各自治体では、「ふるさと納税」の申し込みに対応したサイトを、自治体のウェブサイト上でアナウンスするなど、注意喚起を行っている。
(Security NEXT - 2018/12/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ