医療分野に特化したハッキングコンテスト - 脆弱性32件を発見
12月1日、2日に神戸デジタル・ラボ(KDL)が開催した医療用ソフトウェアのハッキングコンテストで、32件の脆弱性が発見された。深刻な脆弱性は見つからなかったという。
「医療セキュリティハッキングコンテスト2018」は、医療系のソフトウェアから脆弱性を探し出すコンテスト。医療系ソフトウェアにおけるセキュリティレベル向上や、セキュリティエンジニアの創出を目的に同社が開催している。
4回目の開催となる今回は、8チーム21人が参加。企業のセキュリティ担当者で結成されたチーム「PanaRICO」が優勝を果たした。
重要度が「重要」とされる脆弱性1件のほか、「警告(18件)」「注意(13件)」などあわせて32件の脆弱性が発見されたが、患者情報の流出やカルテの改ざん、業務停止などにつながるおそれのある深刻な脆弱性は見つからなかったという。
(Security NEXT - 2018/12/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
高専生対象の「KOSENセキュリティコンテスト2024」 - 12月に開催
「SECCON CTF 13」予選、11月23日にオンラインで開催
「CODE BLUE 2024」の講演が決定 - 脅威関連から、AI、情報戦まで
専門学校生対象のセキュリティコンテスト - 課題は「ASMツール」
CTFイベント「SECCON 13」、今秋に予選 - 決勝は2025年3月
自動車分野のセキュリティ技術を競うCTFイベント - 経産省
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
政府や独法関係者対象にCTFコンテスト「NISC-CTF」を開催
11月に「CODE BLUE 2024」が都内で開催 - トレーニングと講演で7日間
アジア地域の若年層向けCTF大会「ACSC 2024」が3月下旬に開催