「Samba」に複数の脆弱性、パッチの適用を
「Samba」の開発チームは、複数の脆弱性へ対応したセキュリティアップデートをリリースした。

Sambaのウェブサイト
バージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、今回のアップデートを通じてあわせて6件の脆弱性に対応。
DNSにおいて権限を持たないユーザーによって「CNAMEレコード」を追加されて無限ループが生じ、クラッシュする「CVE-2018-14629」や、LDAPの検索処理においてサービス拒否に陥るおそれがある「CVE-2018-16851」などを修正している。
アップデートとなる「同4.9.3」ではすべての脆弱性を解消。また「同4.8.7」「同4.7.12」では、「CVE-2018-16852」「CVE-2018-16857」を除く4件の脆弱性を修正した。開発チームではできるかぎり早くパッチを適用するよう呼びかけている。
CVE-2018-14629
CVE-2018-16841
CVE-2018-16851
CVE-2018-16852
CVE-2018-16853
CVE-2018-16857
(Security NEXT - 2018/11/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
ファイル管理ツール「File Browser」に脆弱性 - 依存ライブラリに起因
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
Appleの動画エンコーダ「Compressor」に脆弱性 - アップデートで修正
