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「VMware Workstation」などに深刻な脆弱性 - 今月2度目のアップデート

「VMware Workstation」および「VMware Fusion」に深刻な脆弱性が含まれていることが明らかとなった。11月9日に公表された脆弱性とは異なる脆弱性であり、注意が必要だ。

同社によると、仮想ネットワークデバイスにおいて「インテグラオーバーフロー」の脆弱性「CVE-2018-6983」が明らかになったもの。悪用されると、ゲストよりホスト上でコードを実行されるおそれがある。重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」。

両製品に関しては、11月9日にも深刻な脆弱性「CVE-2018-6981」が公表されているが、同脆弱性とは異なり、同社は、あらたに脆弱性を修正した「VMware Workstation 15.0.2」「同14.1.5」および「Fusion 11.0.2」「同10.1.5」をリリース。利用者へ注意を呼びかけている。

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影響を受ける製品(表:VMware)

(Security NEXT - 2018/11/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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