Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

攻撃グループ「White Company」 - あえてセキュリティ製品に検知させ陽動か

また一連の攻撃キャンペーンで、同グループの攻撃に用いられたマルウェアが複数セキュリティ対策製品を標的に検知を回避していたとCylanceは指摘。

検知が回避された製品ベンダーとして、「Sophos」「ESET」「Kaspersky Lab」「BitDefender」「Avira」「Avast」「AVG」「Quick Heal」など同社は具体名を挙げた。

さらに感染者を混乱させ、対応を遅らせるために、特定日に各製品で意図的に検知されるよう工作するなど、従来見られない攻撃手法を展開していたと説明している。

(Security NEXT - 2018/11/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
先週の注目記事(2024年2月25日〜2024年3月2日)
Windowsのゼロデイ脆弱性「CVE-2024-21412」、昨年12月下旬より悪用
「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
インシデント件数が約1割増 - 「スキャン」報告が倍増
国内組織狙う標的型攻撃 - 対象製品利用者は侵害有無の確認を
J-CSIP、24件の脅威情報を共有 - 標的型攻撃は5件
米政府、脆弱性「Citrix Bleed」についてガイダンスを公開
「Citrix ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 標的型攻撃による悪用も