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ネオジャパンのウェブメール「Denbun」に8件の脆弱性

ネオジャパンのウェブメール「Denbun」に複数の脆弱性が含まれていることが明らかとなった。アップデートがリリースされている。

同製品の「POP版」「IMAP版」にあわせて8件の脆弱性が含まれていることが明らかとなったもの。

任意のコードを実行されるおそれがあるバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2018-0683」「CVE-2018-0684」をはじめ、セッション不備「CVE-2018-0682」、認証情報のハードコード「CVE-2018-0680」「CVE-2018-0681」が存在。いずれもリモートより悪用されるおそれがある。

またログインしているユーザーにより悪用可能な「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2018-0685」や、任意のファイルがアップロード可能となる「CVE-2018-0686」、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2018-0687」が含まれる。

「CVE-2018-0686」を除く7件の脆弱性に関しては、アップデート「同V3.3P R5.0」「同V3.3I R5.0」で修正。「CVE-2018-0686」に関しては、アップロードされたファイルの実行を制限するといった緩和策を実施するよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2018/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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