電子書籍作成サービスに不正アクセス、作品が改ざん - ロールバックで一部データが消失
電子書籍を作成、販売できるサービス「BCCKS」が不正アクセスを受け、一部データが改ざん被害に遭ったことがわかった。
同サービスを運営するBCCKSによれば、9月11日3時から6時ごろにかけて、サーバが不正アクセスを受けたもの。
書籍の本文データや書評のコメントなど、データベース内の一部データが不正に書き換えられ、編集作業を正常に行えない状態に陥った。不正アクセスによる個人情報の流出は確認されていないとしている。
同社は不正アクセス対策を実施。また本来のデータに回復するため、サービスを停止してデータのロールバックを実施。9月10日5時の状態に戻したため、以降に行われたデータについて消失し、復旧は難しい状態だという。
同社では、ブラウザ内のデータや、発行済み書籍からデータを復元できる場合があるとして、対策を案内。システム上のキャッシュ内にデータが残っている可能性もあり、問い合わせがあれば同社で調査して復元が可能か知らせるとしている。
(Security NEXT - 2018/09/13 )
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