Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

約5万台のMQTTサーバが公開状態 - 国内でも1012台が稼働

Avastは、ハブとデバイス間の通信に「MQTTプロトコル」が活用されているスマートホームを例に挙げ、脆弱な機器を利用している場合の影響について問題を指摘。

インターネットに接続された機器を検索できる「Shodan」などを用いて攻撃者が脆弱な機器を把握し、ドアや照明などコネクテッドデバイスの状況を読み取り、在宅時間を把握したり、不正な操作を行う可能性があると警鐘を鳴らしている。

また機器の管理画面がインターネット経由でアクセスでき、パスワードが初期設定のままだと、ダッシュボードを通じて機器が不正に操作され、セキュリティやプライバシーを侵害するおそれもあるとして、同社ではデバイスを適切に管理するようあわせて求めている。

(Security NEXT - 2018/08/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性などを解消
NETGEARの一部ルータに認証バイパスの脆弱性 - 早急に更新を
「Docker」で「IPv6」の無効化が反映されない脆弱性 - アップデートで修正
「PAN-OS」更新後の再起動前に調査用ファイル取得を