Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

クレカ不正取引、平均単価が正規取引の2倍以上になることも

不正に入手したクレジットカード情報を用いた不正取引の平均単価は、正規取引の平均単価を大きく上回ることがわかった。

Dell Technologiesのセキュリティ部門であるRSAによれば、クレジットカードの不正使用では転売や換金のしやすい高額な商品を購入する傾向が強く、正規の取引より高額になる傾向が見られるという。

具体的に見ると、2018年第1四半期における北南米の不正取引における平均単価は508ドルで、正規取引の228ドルの約2.2倍だった。

イギリスを除いた欧州では、不正取引の平均単価が439ドルで、正規取引の平均単価174ドルに対して約2.5倍にのぼる。

イギリスは不正取引の平均単価が337ドル。正規取引の平均単価が196ドル。豪州とニュージーランドは不正取引の平均単価が306ドルで、正規取引の平均単価が208ドル。いずれも不正取引が正規の取り引きを上回っている。

20180803_rs_001.jpg

(Security NEXT - 2018/08/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性
作業服通販サイトに不正アクセス - 2024年に判明、新サイトへ移行
開発リポジトリでクラウドアクセスキーを誤公開 - ビール定期便サービス
健康靴の通販サイト、個人情報流出の可能性
帳票を箱ごと紛失、本部保管移行時に判明 - 群馬銀
予約管理システムから個人情報が流出した可能性 - 呉竹荘
笹だんごの通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性