運用甘い脆弱なルータを狙う攻撃が大量発生 - 「WebLogic」脆弱性狙う攻撃にも注意を
そのほかの攻撃はいずれも1割以下で、「ブラインドSQLインジェクション攻撃」が6.7%、パスワードファイルの読み込みを狙った攻撃が、6.5%で続いた。
「Oracle WebLogic Server」の脆弱性「CVE-2017-10271」を用いてコインマイナーをインストールする「GhostMiner」が5月に多数観測されたが、5月12日を境に減少傾向が続き、6月は全体の2.3%まで縮小した。
一方で同じく「Oracle WebLogic Server」の脆弱性「CVE-2017-3506」「CVE-2017-10271」を悪用した別の攻撃キャンペーンも観測されたという。コインマイナーのインストールを目的とした攻撃で、いずれの脆弱性も特定国のIPアドレスより同じ時間帯に攻撃が展開されており、ペイロードの配布元も同じIPアドレスだった。
6月に観測された攻撃の種別(グラフ:IIJ)
(Security NEXT - 2018/08/21 )
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