ランサムウェアの感染被害が発生、運行には影響なし - 多摩都市モノレール
多摩都市モノレールの業務用ファイルサーバが、ランサムウェアに感染したことがわかった。モノレールの運行については、別のシステムで管理しており、影響ないとしている。
同社によれば、職員が一般の業務で利用するファイルサーバのファイルがランサムウェアにより暗号化される被害が発生したもの。
7月9日23時ごろ、従業員がファイルサーバのファイルにおける異常へ気が付き、翌10日未明に問題のサーバで保存されていたすべてのファイルにアクセスできなくなっていることが判明した。金銭を要求する画面も表示されたという。
被害の発生を受けて、同社ではマルウェアが感染した経路の特定や、ファイルの復旧などを進めているが目処は立っていない。
モノレールの運行や定期券の発行などに用いる営業システム、ウェブサイトに関しては、別のシステムで運用しており、これらシステムへの影響については否定している。
(Security NEXT - 2018/07/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サーバでランサム被害、影響など調査 - ホスピタルサービス
米グループ会社にランサム攻撃、従業員情報が流出 - メディアリンクス
香港グループ会社がランサム被害 - 富士高分子工業
米グループ会社にランサム攻撃、顧客情報流出の可能性 - DNP
サーバがランサム感染、受注工事データが流出の可能性 - 但南建設
グループサーバでランサム被害、業務停止など影響も - レゾナック
ランサム被害を確認、調査や復旧急ぐ - 福祉用具レンタル会社
ランサム被害で取引先情報が流出した可能性 - ニチノー緑化
複数機器でランサム被害、情報流出など調査中 - 日本ジッコウ
オーエム製作所のランサム被害 - 個人情報流出の可能性