ランサムウェアの感染被害が発生、運行には影響なし - 多摩都市モノレール
多摩都市モノレールの業務用ファイルサーバが、ランサムウェアに感染したことがわかった。モノレールの運行については、別のシステムで管理しており、影響ないとしている。
同社によれば、職員が一般の業務で利用するファイルサーバのファイルがランサムウェアにより暗号化される被害が発生したもの。
7月9日23時ごろ、従業員がファイルサーバのファイルにおける異常へ気が付き、翌10日未明に問題のサーバで保存されていたすべてのファイルにアクセスできなくなっていることが判明した。金銭を要求する画面も表示されたという。
被害の発生を受けて、同社ではマルウェアが感染した経路の特定や、ファイルの復旧などを進めているが目処は立っていない。
モノレールの運行や定期券の発行などに用いる営業システム、ウェブサイトに関しては、別のシステムで運用しており、これらシステムへの影響については否定している。
(Security NEXT - 2018/07/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
サーバがランサム被害、情報流出など影響を調査 - サンエイ
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
サーバがランサム感染、取引先情報が流出の可能性 - 無線通信機器メーカー
ランサムウェア対応を学べる無償教材 - 実被害事例を参考に構成
海外子会社がランサム被害、情報流出など影響を調査 - ローツェ