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IPA、公開サーバで利用されるOSSのセキュリティ情報を発信

情報処理推進機構(IPA)は、公開サーバで多く利用されているオープンソースのセキュリティ情報を提供するウェブページを公開した。

同機構では、これまでも注意喚起サービス「icat」などを展開し、セキュリティ情報の周知を進めてきたが、今回あらたに国内の公開ウェブサーバ上で活用されているサーバ向けソフトウェアの情報を配信するページを設置した。開発者の公開情報をもとに最新版のバージョン、注意喚起情報などを掲載する。

利用者として、ウェブサイトの運営者や組織内のシステム管理者、ウェブサイトの構築に携わるSIerなどを想定。製品情報やセキュリティ情報を週1回程度を目安として定期的に更新していく。

対象ソフトは、「Apache HTTP Server」「Apache Tomcat」「Apache Struts」「BIND」「OpenSSL」「Joomla!」「WordPress」の7製品。

(Security NEXT - 2018/06/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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