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宿泊予約サイトの情報流出、原因はバックドア - 施設にGDPRの通知支援なども

今回の不正アクセスでは、401の宿泊施設に影響があり、すでに一部の事業者より被害が公表されているが、FastBookingとしては、流出の影響を受けた宿泊施設や運営事業者に関しては、守秘義務により公表できないとしている。

同社は取材に対して今回の不正アクセスによる被害は、日本市場が最も影響が大きかったと説明。その一方で他市場における被害の状況については、顧客に関する守秘義務を理由にコメントを避けた。

不正アクセスの原因については、サーバ上で管理するアプリケーションが狙われたもので、サーバ上のデータに遠隔からアクセスを可能にするツールがインストールされた。フォレンジック調査を実施するなどさらなる原因究明を進めている。

また流出したクレジットカード情報12万580件については、クレジットカードの名義、番号、有効期限など、いずれもデータが暗号化されていたとしている。

(Security NEXT - 2018/06/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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